夏の間になんとか双六岳

2022.08.19−08.20 5:20新穂高温泉登山口〜鏡平〜双六小屋(泊)〜双六岳〜鏡平〜新穂高温泉登山口(32.8km/24h18m)

ずーーーっと天気図睨めっこして、2022年のお盆休みを終えたねぼすけです。 このまま夏も終わるのかと思ったわ(-。-;

当初の計画では8/17から8/19の2泊3日で双六岳〜雲ノ平を回ってこようと計画していましたが、どうも天気図は荒れ模様。ちっとも良くなりそうな気配無し_(;ω;`」_)_ 8/17は早々に諦め8/18から・・・これも2日前に諦め、8/19にようやく前線が退きそうなので8/19から1泊2日でなんとか双六岳にでもと出発。 前日8/18の21時に新穂高温泉の登山口駐車場へ着くように出発。平湯温泉のひらゆの森(¥600)でひとっ風呂浴びて向かうと、インフォメーションに一番近い無料駐車場はもう満車(•́ε•̀;ก)💦、仕方なく彷徨った挙句、鍋平高原に近い方の無料駐車場P8に止めることができ、遅い夕飯を採り23時頃に車中泊 1日目 晴天。4時過ぎに起床し、準備して5時過ぎにスタート。インフォメーションのある登山口まで徒歩30分ほど。 登山口に着く前にリタイヤするんじゃないか?って思うようなぬかるんだ急斜面の山道を歩き、6時前にようやくスタート。帰りはロープウェイで鍋平まで行こうと誓う・・・誰にw わさび平小屋までの林道歩き、意外に長い。途中、笠ヶ岳登山口を通過、いつかまた行ってみよう。 朝からすでに暑く、わさび平小屋の冷やしたキュウリとトマトに誘惑されるも、我慢我慢。 小池新道登山口からじりじりと登り。 ゴロゴロ石地帯は綺麗に階段組まれていて歩きやすく感謝感謝。熊出没情報もあるので、ビビりながらも「北の国から」の吾郎さんを思い出しながら黙々と進む。 秩父沢出合の川で顔を洗ってリフレッシュ。いっそ浸かりたいくらい。 ここからシシウドヶ原まで徐々に等高線が詰まってくるが、時折見える穂高連峰の景色が綺麗で、ついついペースアップ。すれ違ったおばさんに、「今日の鏡平は格別よ♡」と言われ、休憩もそこそこに一気に鏡平の鏡池まで。確かに水面に映る木々の向こうに見える槍や大キレット、穂高の景色はいつまでも見てられる。 鏡平山荘では、噂のかき氷!山の中で氷を頂けるなんて夢見たいだけど現実。下界で食べる氷とは違うのか?何か混ぜてる?ってほど美味しく感じました。 身体も冷やしたので、気持ちを新たに再出発。 休憩後の坂道がボディーブローのようにキツく感じ、じわじわと体力消耗。弓折乗越までがめちゃくちゃ長く、荷物も重くなった気がする。景色は最高に良い場所なのに地味に疲れた。 乗越からはいよいよ稜線歩き。多少のアップダウンもあるけど、周りの山並みを見て「凄いな〜!綺麗なぁ〜!」の連呼。独り言をブツブツ言ってたのではなく、もちろん心の中でね。 やがてコルに立つ双六小屋の赤い屋根と双六池が見える。 すぐにテント場の受付(¥2000/張)を済ませて、軽量化のために買った初おろしニーモのタニを組み立てる。家の中で予行演習もしてたので結構短時間で設置完了。 小屋でビール(¥600)を買ってまずはひとり乾杯🍺 寝転がってしまうと動く気も失せて、1日目はビールを飲んで、味の薄かったパスタを食べて終了。 夜は20時過ぎまで天気が良く星空撮影。もう少し待てば真上に天の川がくるので、それまで寒いのでテントで休憩。21時過ぎにいよいよと思い外に出ると、分厚い雲Σ(・□・;)その後晴れることもなく22時頃に就寝、チーーーン 2日目 周りのテントが2時過ぎに五月蝿くなったので、もう寝れない。仕方なく3時に準備を始める。 外はどんより曇り空。 朝ごはんは、お餅を入れたお汁粉。これ、絶対間違えのない美味しさ。 4時前に荷物をデポしたまま双六岳に向けて出発。 わずかな期待で日の出を見に・・・ 双六岳の滑走路に到着し、日の出を期待したが、ぼんやり明るいだけで雲に覆われる。 曇ってはいたが、双六岳の滑走路からの槍、これが双六岳へ行こうと決めた見たかった景色♡ 同じような写真をいっぱい撮りまくるw。 山頂に着いた頃には、槍様の先っちょは雲の中。 ギリギリ間に合った感じ。 周りを見渡すと、薬師岳や黒部五郎岳。三俣蓮華岳まで行く計画にしていたが、西の山にレンズ雲もあり、天気が大きく崩れると予想して早めに下山することに変更。できれば昼には下山したい。 テント場まで行くまでにポツポツ☔️。「テントの撤収雨の中嫌だなぁ〜」と思っていたら、テント場についた頃には一時的に止みました。ラッキー!やっぱ日頃の行いかな? テントを撤収し足早に下山。昨日見ていた槍や穂高連峰の全容は全く見えず、山頂は雲の中。景色もないので、雨を避けて早期下山でさっさと先に進み、鏡平山荘で休憩しただけで一気に下山。 鏡平を過ぎた頃から少しずつ雨が強くなり、秩父沢を過ぎてからはレインウエア無しでは無理な状態。小池新道登山口に着く頃には土砂降りで、レインウエアも滲み滲み。これから登っていく登山の方と何人もすれ違う。みんな低体温大丈夫かな?って心配。 新穂高のインフォメーションについた頃には、手の指は雨でジジィのようにシワシワにふやけ、靴の中も雨でガポガポ言ってる始末。日頃の行いのお陰はなかった。 誓いのごとくロープウェイに乗って楽して駐車場へとうちゃこ。帰りはワイパーmaxでも前が見えないくらいの雨の中、またまた平湯の森でお風呂で温まり、帰路へ。 今回は不安定な天気の中、夏の間になんとか双六岳へ辿りつけました。 すぐにでも雲ノ平までのリベンジをしたいな。

 

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