チェーンアイゼン改造 スノープレート

先日、中央アルプスの越百山へ行ったときに、チェーンアイゼンを主に履いて活動しましたが、まぁ~湿雪は足の裏に付く付く💦雪がお団子の塊になって段々と高下駄になり身長が高くなっていく
下山中も、ずっとぼ~っと何か策はないかなぁって考えていて思いついたことを今回試作で試してみました。

準備したものは、ほぼ100均のダイソーでそろえたもの
・7mm片側ハトメとホトメパンチ
・フッ素加工のBBQシート1/3枚

・結束バンド 20cmと15cm
・紙とペン

1..まずは自分のチェーンアイゼンの金具の形に合わせて紙に型取り
金具の内側に取り付けることに注意して型取りする
2.型に合わせて紙を切り、最後に金具とシートを結束バンドで固定するための
穴の位置を決める(7mmの穴を作る)
※ 今回私のチェーンアイゼンの型は以下です。
チェーンアイゼン_スノープレート_GRIVEL

3.出来上がった型で、BBQシートを切り抜く。
切り抜くときにペーパークラフトで使用する様なデザインカッターを使うと
きれいに切り抜ける
4.BBQシートの7mmの穴の部分にハトメを取り付ける

5.ハトメをつけたBBQシートを結束バンドを使って金具へしっかり固定し完成

フッ素加工の力で雪を排除してくれるのか、はたまたすぐに破れたり結束バンドが切れてゴミになるのか・・・
近々山で試運転してきますので、報告は後日

(補足)似たようなものがエキスパートオブジャパンからちゃんとした製品で売られていました。そちらを買った方が確実かも(笑)
http://www.exp-japan.jp/html/eisen.html

雪山グローブ 拗らせてます2 (ArcTeryx/Mammut/SHOWA)

前回紹介したCAMPのGeKO Lightのグローブ、アイスクライミング用にと思って使っていましたが、手にフィットせず、どうしても親指のダブつきと分厚さで指先の感覚がイマイチだったので、フリマサイトで売却。新しい人に使ってもらうことにして、新たなグローブを購入。
手に合う手袋を探す旅は続くのでした・・・

1. Arc’teryx ALPHA SL GLOVE ¥16,500

アークテリクスの商品はお高いのでできるだけ見ないようにしていたのですが、大阪の石井スポーツでふと手に取って試着してしまった。めちゃくちゃピタッとフィットするグローブで薄め。メンブレンにGORE-TEX infiniumを使用していて、手のひらは山羊皮を使っていていざとなればビレイも可能。雪山にしてはきっと寒いかもしれないけど、アイスで細かい作業するときにはこの薄さが必要。 外国製の割には親指もそう長くなく私の手にもMサイズがピッタリ♡ほしぃ!って思ったけど値段見ると(T-T)その場では即決できずに、一度家に帰って頭を冷やす。その後しばらくいくつかのグローブを試着してみたけど、ALPHAのグローブのフィット感にはかなわず、清水の舞台から飛び降りて購入

メーカー紹介文は以下

  • 非常に凝った縫製で、手指を器用に動かせるように設計されたクライミング用グローブ。テクニカルなクライミングで求められるニーズに対応します。アルファシリーズ:ロックandアルパインクライミングを対象としたシリーズ SL:超軽量(Super Light)
  • 素材
    • 皮革
    • 300 g/m² ポリエステル フリース

https://arcteryx.jp/products/alpha-sl-glove

2. MAMMUT Stretch Glove ¥5,500

雪山用のインナーグローブとして購入。普段インナーは薄いウール素材のものを使っていましたが、指先がすぐに破れてしまう。早いものだと1シーズン持たないものも・・・。冷えを感じにくい点でウールがいいのですが、こうも痛みが早いのは困ったもんなので、替え用のインナーとしてフリース素材のものも導入。今回、私が求めるインナーの条件
  ・フリース素材
  ・安い
・親指ダブつくのはケシカランので、フィット感
・できるだけ薄々
・スマホがタッチできる
これもいくつか試着しながらお店を梯子し、やっとこのグローブにたどり着きました。5,500円よりももっと安いものもあるかもしれませんが、それ以外は合格点だと思います。

メーカー紹介文は以下

  • Stretch Gloveは,ストレッチフリース製の軽くてあたたかい手袋。ハイキングやランニングならこれだけで十分ですが,さらに気温が下がるスキーやマウンテニアリングでは断熱性を高めるライナーとしても活躍します。ECONYL(R)リサイクルナイロンとスパンデックスを使用したストレッチフリースは乾きが速くお手入れも簡単。手袋を着けたままスマートフォンを操作できるタッチスクリーン対応モデルです。
    ・縫製パターン: Basic
    ・重量: 36 g
    特徴
    ・ECONYL(R)再生ナイロンを使用した耐久性のある伸縮性のある素材
    ・イージーケアで優れた速乾性
    ・インナーグローブとして使用可能
    ・伸縮性があり,保温性を高めるのに最適な素材
    ・タッチスクリーン対応

https://www.mammut.jp/items/1190-05785

3. ショーワグローブ ニトリスト タフプラス (100枚入り) ¥1,760 @Amazon

Kuri AdventureのYoutubeで栗山さんが紹介していたサージカルグローブ。
雪や水に直に手の皮膚が触れないように着けておく。私は手も汗かきなので、雪山で蒸れてふやけるくらいになりますが、水や雪を間違えなくシャットアウトしてくれます。値段もお手頃で、枚数も多いので何人かで分けてもいいですね。
おススメです。

https://www.showaglove.co.jp/product/detail/professional/650

登山グローブ 番外編

この際一気にグローブのネタ

1. 手作りグローブ・リシューコード 総額¥300

いくつかグローブを買うと、大概の雪山用のグローブには外した時に手首に通して落下を防止するリシューがついています。 しかし中にはリシューのついていない手袋もあります。 そーんな時には、100均で購入した材料で容易に作れます。 その一例です。材料は・・・ ①ヘアバンドゴム(男の人はちょっと買うの恥ずかしい) ②アウトドア用ゴム紐 ③レバーナスカン(金具) ③のナスカン無しに直接グローブに縫い付けても良いですが、私はナスカン派(笑)

2. OUTDOOR RESEARCH ダイレクトルートグローブ ¥5,500

クライミング用のビレーグローブとして購入しました。 初めて外岩でクライミングを教えてもらう時に、ペツルやブラックダイヤモンドのグローブを見ましたが、少し人とは違うものでモチベーションを上げたく、ORのグローブを購入。色や見た目も今でも気に入っています。 メーカーの紹介文は以下。

ファブリック :
表地 & カフス部: 95% ポリエステル 5% スパンデックス(ポリウレタン) 編み パーム部: ゴートレザー パーム部上張り素材: カウ スプリットスエード

ウェイト :
85g g

特徴


ファブリックパフォーマンス
  • 耐久性
  • 通気性
  • 触知性
  • レザー素材の手のひら

デザインの特徴
  • 耐久性を確保するケブラー縫製糸とスプリットスエードのパームオーバーレイ
  • 指先の縫い目を最小限にし、長持ちする耐久性を実現
  • 真夏でも快適な高い通気性をもったカフ
  • フック/ループ リストクロージャーのガセット付きリストエントリー
  • ハーネス/カラビナクリップループ
  • 細めのポリウレタンループ

雪山グローブ 拗らせてます (M・H・W /Millet /CAMP)

雪山グローブ の第二弾

レイヤリング目的で購入したグローブ を以前にアップしましたが、 それ以外にも雪山用グローブがどんどん増えて来たので、整理目的で掲載。

1. マウンテンハードウェア ルートセッターアルパインワークグローブ ¥9,900

なんか、名前だけ聞くと凄いグローブに聞こえるのは私だけ? 実際には、店頭で初めて目にして、下調べもなく一目惚れで購入しました。 お値段もむちゃくちゃ高くもなく、ダイニーマで丈夫そうだし、山羊皮使っていてビレーの時にも安心って思って購入。お値段も1万円を切るお値段でお財布にも優しく即決。今のグローブ の中では一番使っていて、手のひらの皮にもだいぶ味が出て来たかな?ボロボロになるまで使ってやろうと思うお気に入りグローブ。

メーカー紹介文は以下

  • 特徴 ●摩耗する部分には最大限の耐久性と耐摩耗性を実現するため、ダイニーマレザーとともにゴートレザーを使用 ●Primaloft Gold Insulation with Cross Coreがエアロゲル・テクノロジーと融合し、あらゆる条件で最高レベルの温かさを実現 ●ケブラー糸で最も必要なシーム強度を強化 ●先進的なプレカーブデザインは、手の自然な姿勢を簡単に維持できるようにすることで快適さを高める ●吊り下げ用の反射式カラビナループで使用しないときにグローブをドライに保つ ●フックとループのクロージャー
  • 特徴2 シェルには防水性・防風性・通気性を備えたGORE-TEX 2Lインサートを、手のひらと甲のインシュレーションには通気性と保温性を兼ねた化繊素材PRIMALOFT BLACKを使用した耐候性ミット。 あらゆる天候化でも内部の蒸れを防ぎ、快適な温かさが持続します。 ライニングは柔らかいフリース素材で付け心地も抜群。 クイックリリースアジャストと2段階のクロージャーを備えたフルレングスのガンレットを備えています。 親指の後ろにはスウェードのノーズワイプ付き。 あらゆる冬のアクティビティで使いやすいアイテムです。

2. ミレー エクスパート3フィンガーGTX グローブ ¥19,800

3フィンガーグローブは、実のところあまり使ってません(•́-•̀٥) 昔、平昌オリンピックの時に、松岡修造がTVのレポーターをやっていた時に、ミズノの3フィンガーグローブを着けてて、「なんじゃ!?あのグローブは!」って、ミトンでもない、5フィンガーでもない中途半端なデザインが気になってました。調べたところ保温性も高く、細かな指先の作業にも良いとのことで紹介されていて、これは雪山必須アイテムとして買わなきゃ!と登山を始めて最初の雪山山行に向けて買いました。 確かに暖かい♡しかし、買ってしまえば満足で、実際のところ嵩張るし、私の手の温度には暑すぎるしで、最も出番の少ないグローブ。きっと長い雪山縦走をする時には重宝するのかも・・・と手元に残しているグローブ

メーカー紹介文は以下

厳しい寒さの中でも繊細な動作が求められるテクニカルマウンテニアリングのためにデザインされた保温性防水グローブ。高い操作性をできる限り維持しつつ、より保温性を重視した3フィンガータイプです。運動性を追求したフィッティングと耐久性を兼ね備えた伸縮性ポリエステル混紡素材、GORE-TEX®メンブレンによって高い耐候性を実現。手の平には耐摩耗性を考慮した丈夫なレザーによる補強を大胆に施し、よりハードな使用にも耐える構造となっています。手首を保護するために長めのカフ設計、大型の調整タブを配置しフィッティングも容易に行えます。

装備 ・高い操作性を追求したフィッティングで、正確性と快適性を提供する ・GORE-TEX®防水透湿インサート ・抜群の保温性の中綿 ・摩耗耐久性を重視した革製の掌 / 補強シーム ・手首を保護する長めのカフ、大型の調整タブ

素材 ムーブフレックス ポリエステル92% ポリウレタン8% 掌: ゴートレザー ハイパーロフト 中綿 GORE-TEX®インサート

重量270g

3. カンプ GeKO Light  (某オークションサイトで落札)

マウンテンハードウエアのルートセッターで、アイスクライミングの時に カラビナを落としてしまう痛恨のミスをした時に、師匠より「手袋が分厚すぎる!」って指摘され、ルートセッターよりも薄く手に馴染むグローブを探していました。 自分の中で浮上したのが、以下の3つ ・CAMP GeKO (カエルか!) ・Black Diamond ARC ・モンベル アイスクライミンググローブ (そのまんま) Geko Ice Proというグローブをネットで見つけ探しましたが見当たらず、 手首にレインカバーが格納されたGeko Lightと言うグローブをオークションサイトで見つけ、ものは試しと思い購入。サイズはL/8。親指以外はぴったりなんですが、親指だけ指先が余る。少し工夫が必要かな。全体的に良い感じなので、一度アイスに使ってみたいと思います。

The GeKO Light Raincover takes one of the most technical winter climbing gloves on the market and makes it more mountain ready. The snug fit and supple dexterity ensure the same great climbing performance as the popular GeKO Light. With the addition of the Raincover, climbers can get extra protection from the elements while they are not climbing a great feature for long routes with approaches. GeKO gloves are remarkable for their unparalleled blend of warmth and performance. Camp accomplishes this with a perfectly-profiled snug fit and by eliminating the lining layers that make gloves feel sloppy and trap moisture inside the gloves. GeKO gloves are breathable, dexterous and well-insulated making them the best gloves ever conceived for climbing in the mountains. The GeKO Light Raincover features light PrimaLoft insulation on the body of the glove and no insulation on the palms for the most solid grip on tools. Soft and supple cowhide palms are reinforced at wear points for maximum durability. The Raincover is constructed from siliconized ripstop nylon with taped seams and tucks into a stow-away pocket on the wrist when not in use.

  • Precision fit for maximum grip and dexterity
  • Soft and supple cowhide palms are grippy and durable
  • Light PrimaLoft insulation on the main body, no insulation on the palms
  • Raincover overmitt hides in a pocket on the wrist to be pulled out for extra protection from the elements

重量140g

Mountain Hardwear PCT55L

また、ザックを買っちまった(((;´•ω•`;)))

MHのPCT55Lバックパック、双六岳でデビューしました。 以前所有していたマムートのDucanを冬山には向かないのでメルカリで売り、購入の足しにしました。 購入のポイントは、さっと揚げただけで8つ ①色が綺麗。メーカーのHPではBlack Spruceとなっていますが、緑とグレイの間のような色で、まず他の人のザックとは被らない色 ②バックパネルがメッシュのトランポリン構造。汗っかきの私には究極の背面構造。背中の形にも馴染んでくれます。さらに背面長は調整可能 ③ウエストハーネスが体の動きに合わせて可動してくれる。マムートのDucanもこれを全面に出していたけど、このPCT 55もなかなかの可動域 ④フロントのポケットが大きく、レインウエアなどを入れておけるし、雪山ではワカンやアイゼンも入りそうな大きさ。ヘルメットでも入るかも… 正面にデイジーチェーンもあり、小物やカラビナをかけられる ⑤サイドポケットが大きいのに加え、横にも穴があり水筒などをそこから入れられ、ザックを背負ったまま出し入れしやすい。実際に使ってみて、すごく良かった ⑥チャックやアタッチメントループに使われているドローコードの紐がリサイクル素材で可愛らしい ⑦スチール製のフレームとグラスファイバー製のバーで補強されていて、かなり頑丈 ⑧底面は500Dのコーデュラナイロンが使われていて丈夫なのに加え、フレームがある底面過度にはラバー(?)のような硬い生地で補強してあり細かな気遣い

双六岳までの往復33kmほどの距離を15kgの荷物を背負って歩きましたが、今までのザックの中で一番背負っていて痛い所もなく、パシフィック・クレスト・トレイルの名前を取っているだけあり、季節を問わずに使える縦走向きのいいザックだと感じました。 重量:1876g (S/Mサイズ) 価格:¥39,600 (税込)